08/03 毎日jpに以下の記事が掲載されています。(以下引用)
「人間らしい生活と労働の保障を求めて、つながろう」をテーマに反・貧困キャラバンかごしま集会が2日、鹿児島市の県民交流センターであった。
生活保護問題対策全国会議(代表幹事・尾藤広喜弁護士)が全国を巡回する活動の一環で最低賃金、年金給付や雇用安定、生活保護などの問題を「貧困」との視点からとらえ直そうという試み。
基調講演では、NPO法人「自立生活サポートセンターもやい」(東京)の湯浅誠事務局長が、派遣社員からの相談事例を引き合いに「貧困は路上生活者にとどまらず、近年正規労働者へも広がっている」と指摘。低賃金の長時間労働が増える一方、中間層が先細り、富裕層が増えているとして「貧困は社会のあり方を問う問題」と警鐘を鳴らした。
生活保護を受けている人などの体験報告に続いてパネルディスカッションがあり、低賃金や労働トラブル、多重債務、母子家庭など「問題が折り重なるのが貧困の特徴」として、関係団体の支援・協力が問題解決には重要だとした。【大塚仁】