07/11 11:05 イザ!に以下の記事が掲載されています。(以下引用)
家電量販店大手「コジマ」(宇都宮市)が、東芝系販売会社(東京都)から大阪府内の店舗に派遣されたヘルパー(商品説明員)に対し、雇用関係がないにもかかわらず自社従業員と同様に指揮・命令して販売などをさせたとして、大阪労働局が職業安定法に基づく是正指導を行っていたことがわかった。
コジマによると、同社は今年4月、東芝製品の説明を行うヘルパーとして人材派遣会社と契約を結び、東芝系販売会社から派遣された50代の男性に、大阪府茨木市内の店舗で他社製品を売らせていた。また、「コジマ」の名刺を持たせ、従業員向けミーティングへの出席や残業などもさせていたという。
男性からの通報を受け、労働局は5月中旬に立ち入り調査。勤務ダイヤなどから違法に指揮・命令していたことを確認した。ヘルパーは本来、派遣元が店舗に監督者を置く必要があり、東芝系販売会社などに対しても同法に基づく是正指導を行った。
コジマ総務部は「社内研修などで法令順守の意識を徹底したい。名刺に派遣ヘルパーであることを明記するなどの対策も進めたい」としている。
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